ボードゲーマーJUN

ボードゲームの面白さについて語ります。

おすすめボードゲームpart1 「もっとホイップを!」

もっとホイップを!

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はじめに

「もっとホイップを!」「コヨーテ」「モダンアート」を取り扱っている会社ニューゲームズオーダーが製造していて、2018年に販売されています。

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これはリメイク版で、初版よりコンパクトなサイズになって出版されています。

 

内容に関しては

 

当時、初版が出版された後、内容に変更がありましたが、変更前の方が面白いという思いがあったので、変更前のコンポーネント(内容物)でリメイク版は製造されました。

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 引用元

https://www.bing.com/th?id=OIP.4rgeW3evlfjlovSCd0rkSwHaHi&w=201&h=205&c=7&o=5&dpr=1.2&pid=1.7

ルール

突然ですが、皆さんはホールケーキを二人で分ける時、 どのように切り分けますか?

 

平等に分けようとしても、大きさが偏ってしまうことが多く、結果、子供同士だと言い争うことになります。

 

だったら、ケーキを分けた人が残ったものをもらえばいいのです

 

相手は好きな方を取り自分は切り分ける権限があり、残り物でも得するように切るようになります

 

文句は言えなくなりますよね?

 

だから、切り分ける人はケーキを分ける時には慎重に、

または、わざとケーキが大きいのと小さいのに分けて、相手に大きいケーキを取らせて、自分はイチゴが多くのった小さいケーキをもらうなど考えます。

 

長くなりましたが、こんなかんじのゲームです。では、具体的に勝利条件勝利方法、ゲームの流れゲーム終了条件の順に説明していきます。

 

ゲームの勝利条件

 

ゲームが終了した後、得点を最も獲得した人がゲームの勝利となります。

 

勝利方法

 

得点の獲得の仕方が二つあります

1.ケーキを食べたカードにあるホイップを点数に加える。

得点計算時に、ゲーム中に食べたケーキそれぞれホイップの数、点数になります。

例えば、下の図だとホイップが8つ描かれているので8点となります。

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2. 8種類のケーキそれぞれについて、手元にとってある枚数が最も多い人が「その種類のタイルの数値」に等しい点を得ます。

例えば、9(ブルーベリー)を三枚とっていて、これが参加者中最多であれば、9点獲得します。(1枚9点ではなく、三枚9点です。)トップが複数いる場合、該当者は全員その点を獲得します。

 

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1と2を各自合計し、合計点が最も多い人の勝ちです。同点の場合勝利を分け合います。

 

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ゲームの流れ

1.ランダムに11枚のケーキタイルを選び、丸いケーキを作る

     ↓

2.担当者が参加者の人数分ケーキを分ける

     ↓

3.担当者の次のプレイヤーから、切り分けられたブロックを選び、一枚ごとに「食べる」か「とっておく」かを決める

     ↓

4.1ラウンド終了

 

 

1.ランダムに11枚のケーキタイルを選び、丸いケーキを作る

 ゲームを始める前に、ケーキタイル57枚を裏向きにしてよく混ぜ、11枚のケーキタイルを5つまとめとくと遊びやすくなります。

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残った二枚のケーキタイルは使用しないので、見えないように箱に直しときましょう。

準備ができたら、各ラウンドの初めに11枚のケーキタイルを丸いケーキにします。

 

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2.担当者が参加者の人数分ケーキを分ける。

じゃんけんなどでケーキを分ける担当を決めます。次回のラウンド以降時計回りに担当を回します。

切り分ける担当になった人は参加者の人数分ケーキを切り分けます。

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3.担当者の次のプレイヤーから、切り分けられたブロックを選び、一枚ごとに「食べる」か「とっておく」かを決める

 

ケーキのブロックを選ぶ順番は切り分けた人の左隣のプレイヤーであり、最後に選ぶのは切り分けた人になります。

 

切り分けられたケーキのブロックの中から自分の得する相手の邪魔になるような)ブロックを選び、これらのタイルを自分の手元に引き寄せます。そして、もらったタイルごとに「食べる」か「とっておく」かを決めます。

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「食べる」

食べることにしたタイルは裏返しにし、ゲーム終了まで表にしてはいけません(自分も相手も確認することができません。)

ゲーム終了時に裏返しにしていたケーキタイルに描かれたホイップの数、点数になります。ケーキには1~3個のホイップがあります。

「とっておく」

とっておくケーキタイルは表向きにプレイヤー全員に見えるように自分の手元に置きます。

8種類のケーキそれぞれについて、手元にとってある枚数が最も多い人は「その種類のタイルの数値」に等しい点を得ます。

 

4.1ラウンド終了

ゲームの終了条件

 5ラウンドの終了とともにゲームの終了となります。

 

面白さ

 
プレイヤー全員の前に集めてる種類がわかるため相手に取らせるタイルを考えて自分ができるだけ良いものを取れるように考えるところがとても面白いと感じました。
また、相手が自分の思い通りに取ってくれたときの感覚はたまりません。

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ボードゲーム 全てに言えることですが、一緒に遊ぶ仲間の選出はとても大事になります。なぜなら人の心理をついて面白く考えられたゲームだからです。
負けた時に、バカほど後悔する人はリアクションが良くて面白いと感じますよね。
逆に、勝ちに固執しすぎて、放り投げるような人とはボードゲーム したら勿体ないです。
 
「もっとホイップを!」は盛り上がるための素晴らしい道具なので、プレイヤー全員で楽しく遊べば最高です。