ボードゲーマーJUN

ボードゲームの面白さについて語ります。

おすすめボードゲーム part2 ハイソサエティ

ハイソサエティ

 

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はじめに

ハイソサエティは「モダンアート」や「コヨーテ」を手掛けるニューゲームズオーダーが製造していて、2018年に販売しています。
 

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ニューゲームズオーダー日本にボードゲームを広めた先駆者であり、その方からおススメをされたのがこのハイソサエティです。
 
ハイソサエティのゲームデザイナーはライナークニツィアさんで、ドイツのゲームを作ってきた才能溢れる方で、今までに「ケルト」や「モダンアート」など、ドイツゲーム大賞に数多くのゲームが賞を飾ってきました。
 

ルール

 
このゲームは競ゲーです。
競ゲーというのは、いわゆるオークションをするゲームで、いかに得する買い物をし、相手に高く買わして、駆け引きが楽しいゲームです。
 
このゲームはお金の種類がバラバラで、細かい数字を使いすぎたら、のちのち響いてしまうので、使い方には大胆さと慎重さの両方が必要になります。
 

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また、競するタイルによって、競方法が違っていて、一筋縄ではいけません。
 

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ゲームの準備
 
プレイヤーごとに、決められたお金を配り、プレイヤーの中央に競り落とすタイルを山札にして置きます。
 
ゲームの流れ
 
スタートプレイヤーは山札をめくり、場の中央に配置します。
             
山札から引いたタイルが「1~10、×2」の場合、Aの競りの仕方である。

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山札から引いたタイルが「1/2、-5、0」の場合、Bの競りの仕方である。
 

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A スタートプレイヤーは手札にあるお金を何枚か手元に置き、使用する金額を宣言するかパスを選択します。
 

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時計回りにプレイヤーが前のプレイヤーより金額を上乗せして宣言するかパスを選択します。
 

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自分以外のプレイヤーがパスを選択したら、そのタイルを獲得することができ、競り上げたお金を支払います。それ以外のプレイヤーは手元に置いたお金を手札に戻します。
 

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時計回りのプレイヤーが山札をめくり、場の中央に配置します。
 
B スタートプレイヤーは手札にあるお金を何枚か手元に置き、使用する金額を宣言するかパスを選択します。 
 

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時計周りにプレイヤーが前のプレイヤーより金額を上乗せして宣言するかパスを選択します。

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はじめにパスを選択した人は、タイルを獲得し、手元にあるお金を手札に戻します。他のプレイヤーは今まで競り上げたお金を支払います。
 

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時計回りのプレイヤーが山札をめくり、場の中央に配置します。
 
ゲーム終了、勝利条件
 
ゲームの終了条件は、赤色の縁のタイルが4枚全て競り落とされた時に終わります。
 

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ゲームが終了したらプレイヤーごとの所持金の合計値が一番少ないプレイヤーが失格となり、獲得した点数に関係なくゲームに敗北します。

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従ってお金を使い切ったプレイヤーは皆敗北します。
 
そして、その失格者を除いたプレイヤーの中で一番獲得した点数が高いプレイヤーがゲームの勝利者になります。
 

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面白さ

 
いかに自分が得するように仕掛けて、相手に高かく買わすという競りゲーの面白さはもちろんあるのですが、
 
モダンアートのような競ゲーと決定的に違うのは運要素が強いところです。
 
モダンアートは最後の方になると今まで負けてた人が追いつかないような状況になることがしばしばあり、経験の差があると初心者は勝ちにくいゲームだと感じています。
 
ハイソサエティゲームが終わるタイミングが分からないのと、山札から引くカードによって有利不利多少あるので、ゲーム参加者全員が勝てる可能性を秘めています。
それにより、「自分も勝てるかもしれない!」「このタイミングでゲームが終わったら負けてしまう!」とハラハラドキドキしてしまいます。
 
また、失格があるのも面白くさせます。
カードを使い過ぎないようにプレイしているつもりなのに、相手に高く買わそうと値段を積み上げた結果、相手はパスをして買わされていつのまにか手札が一枚という状況もよく起きます。
こうなった時には相手を馬鹿にしてあげましょう笑。
 
ハイソサエティ持ち運びも便利で、インスト(ゲームの説明)も短いので、よく持ち歩いてます。
私は友達とボードゲームをすることが多いですが、このゲームは家族と一緒によく遊びます。
これぞ持ってて損がないゲームですね。