ボードゲーマーJUN

ボードゲームの面白さについて語ります。

おすすめボードゲーム part10 マンハッタン

マンハッタン

 

 

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はじめに

 

 

1994年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞されたデザイナー アンドレアス•ザイファルトさんの名作です。

他にも、ボードゲームギーク5年連続首位プエルトリコや2006年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞した郵便馬車など数多くの名作を生み出しています。

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マンハッタンは2018年に新版が発売され、ビルコマも中が透けて見えるようなコンポーネントに変わり、箱絵のデザインも私好みになっています。

マンハッタンはビルのオーナーを奪い合う陣取りゲームです。

どこかチケットトゥライドのような線路の取り合いに似ていると思っているのですが、マンハッタンは追い込まれても挽回が効くのがチケットトゥライドとの大きな差だと感じています。

 

ルール

 

 

マンハッタンの背景

 

世界中の大都市で、ふたたび摩天楼の建設ラッシュが始まりました。

このゲームで君たちプレイヤーは、絶景を望める高層ビルを建設するために奮闘します。そしてそのビルの上層で、家族や友人たちとの人生をゴージャスにし、世界の権力者としての気分を存分に味わいましょう。

 

ゲームの準備

 

  • ボードを中央に広げます。
  • 各プレイヤーに担当色を決めて、ビルコマを配り切ります。
  • 各プレイヤーから一階分のビルコマを回収し、得点トラックの0に配置します。
  • カードを4枚配ります。

 

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ゲームの流れ

 

 

ゲームは4ラウンドで構成されています。

ジャンケンしてスタートプレイヤーを決め、スタートプレイヤーに黒ビルを配ります。以降はラウンド毎に時計回りに黒ビルを渡してスタートプレイヤーが移動します。

各ラウンドはじめに、そのラウンドで使用するビルコマを6つ選択し、プレイヤーボードに配置します。

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全員準備が終わったら、スタートプレイヤーからゲームを始めます。

 

ラウンドはじめに選択されたビルコマ6つのうち1つを選びボード上に配置します。

 

配置するには手札からカードを一枚プレイし、そのカードに記載されている通りに配置しなくてはいけません。

 

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カードの見方は自分から見た方向にカードの向きを合わせて、それに該当するマスに配置します。ただし、都市はどこでも構いません。

 

また、ビルを配置する時の条件があります。

ビルを配置するマスの中で自分のビルの階層の合計が他のプレイヤー以上でなければいけません。

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この時、ビルの一番上に積まれたプレイヤーがそのビルのオーナーと言います。

 

最後に、山札からカードを一枚引きます。

 

 ラウンド終了後

 

各ラウンド終了後に勝利点が加算されます。

  • 最大ビルのオーナーに3ポイント。
  • 都市毎に最多ビルのオーナーに2ポイント。
  • ビルのオーナーの数分だけポイント。

 

最大ビルのオーナーに3ポイント

ビルの中で一番大きいビルのオーナーに3点加算されます。ただし、最大ビルが複数存在する場合は両プレイヤー得点を得られません。

 

都市毎に最多ビルのオーナーに2ポイント

都市が6つあり、都市には9つのビルが建設できます。

それぞれ都市の中で所有しているビルの数が最も多いオーナーに2ポイント加算されます。ただし、最多ビルの所有者が複数いる場合は両プレイヤー得点を得られません。

 

ビルのオーナーの数分だけポイント。

各プレイヤーはビルを所有している数分勝利ポイントが加算されます。

 

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上の画像のような例の場合

紫プレイヤーは最大ビル(手前)のオーナーであるため3点加算されます。黄色プレイヤーは手前の都市では、最も多くビルを所有している(3個)ため2点加算されます。紫プレイヤーは所有しているビルの数が3個で3点加算され、黄色プレイヤーは4個で4点加算されます。

終了条件

 

4ラウンド全て終了

 

勝利条件

 

ゲーム終了時に一番得点を獲得していたプレイヤー勝者になります。

 

面白さ

 絶対に誰かとビルのオーナー争いが行われるため、リスクを減らして早めに諦めるか、相手がビルを置けれないほど自分のビルコマを積ますか、泥沼のようにビルを高く積み上げていくか人それぞれです。

恐らく後者のようにビルを消費していくのは勿体ないですが、見てて面白いしゲーム終了時に写真を撮りたくなるほど見栄えが汚いです(笑)

また、オプションルールを追加して遊ぶこともでき、勝利ポイントの獲得基準が増え、戦略を変える必要が出てきます。

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個人的には4人で遊ぶのがベストです。