おすすめボードゲームpart7 スカル
スカル
はじめに
以前、初対面おすすめボードゲームでも紹介させていただきました。
スカルはブラフゲームです。
ブラフゲームは1993年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞したブラフがとても有名ですが、簡単に言えばはったりのゲームです。
今回、初めて紹介するジャンルのブラフゲーム スカルのルールから面白さまで紹介していきたいと思います。
ルール
スカルの起源
ヨゼフ(冒険家にして私の曾祖母)の日誌より抜粋:
「1921年8月12日。我々はついに、世界一周旅行を終えサンフランシスコの港へと到達した。我々の魂は旅程での様々な遭遇により豊かになり、人々による私たちの歓迎という素晴らしい贈り物で幸福に満たされた。
私たちが旅先で手に入れた宝物の中には、祖霊の崇拝に使われた芳香が立ち込める花々で美しく飾り付けられた髑髏があった。旅の間、その髑髏を使った「髑髏のゲーム」という魅惑的な伝統ゲームのあまりに合理的なルールに、私の心は目を覚ました。
彼らの言うところの「髑髏を見せて祖先の眠りを覚ますものは、直ちに自らの命を1つ失うであろう...」というシステムは、戦略とブラフの驚くべき融合である。
不可思議な力に促されて、私はその場でこの髑髏と花々を厚紙に写し、ルールを書き留めた。
我々はこのゲームを何度も試し、勝者になるためには必要とされる微妙なポイント全てを喜びとともに発見した。」
このゲームは、この港から西海岸の冒険家たちの間に瞬く間に広がりました。後に、このゲームは暴走族たちの間で再発見され、「髑髏と薔薇」と名付けられました。
私は冒険家であった祖先に敬意を表し、原型のゲームの魅惑的な美しさに着想を得て、ここに新版を紹介します。
ゲームの準備
四角いタイル1枚とディスク4枚(髑髏一枚.薔薇三枚)を人数分配ります。
四角いタイルは手元に置き、ディスク4枚は自分だけが見えるように手札にします。
手札からディスクを一枚選んで四角いタイルの上に裏向きにセットします。
そして、ジャンケンなどでスタートプレイヤーを決めてゲーム開始します。
ゲームの流れ
出番が来たら
- ディスクを手札から選んで一枚セットする
- チャレンジする
ディスクを手札から選んで一枚セットする
四角いタイルの上に新たに一枚手札からディスクを一枚選んでセットする
チャレンジする
一以上の数字を宣言します。
その次のプレイヤーは前のプレイヤーが宣言した数以上の数字を宣言するか、パスを選択します。
パスを選択したプレイヤーはそのチャレンジから離脱します。
一人プレイヤー以外の全員がパスを選択した場合、チャレンジをする権利を与えられます。
チャレンジとは、自分が宣言した数分、四角いタイルの上にセットされたディスクをめくります。
めくる時のルールは、自分がセットしたディスクからめくらなくてはならなく、必ず上にセットされたディスクからめくります。
めくるなかで髑髏のディスクをめくってしまった場合、チャレンジ失敗となります。
チャレンジ失敗した場合、自分の持つディスクを一枚手札から捨てなければなりません。
自分のセットしたディスクでチャレンジ失敗した場合、捨てるディスクは自分で選べます。
相手のセットしたディスクでチャレンジ失敗した場合、捨てるディスクはランダムになります。
自分の持つディスクがなくなった瞬間そのプレイヤーはゲームから脱落し、敗北します。
一回目チャレンジ成功した場合
は手元にある四角いタイルを裏返します。
ゲームの終了条件勝利条件
自分以外のプレイヤー全員が脱落したら自分はゲームに勝利します。
チャレンジ二回成功できれば、直ちにゲームに勝利します。
面白さ
ブラフゲームの醍醐味である、はったりをかましあうのが自然と笑いを作ってしまいます。
嘘をついたり嘘を見抜くだけのシンプルなルールですが、相手が正直に薔薇をセットしているのか、薔薇と見せかけて髑髏をセットしているのか、はたまた、薔薇と見せかけて髑髏をセットしていると見せかけて薔薇をセットしているのか…などなど
ブラフゲームは泥沼のように奥が深いゲームです。
自分はこういうのが大好きで、勝手に自滅するタイプです(笑)
また、自分のディスクからめくらなくてはならないというルールがとても良く。
このルールのおかげで自分のセットしているのが薔薇なのか髑髏なのか判断する材料になります。
スカルはブラフゲームの醍醐味を味わうゲームです。はったりかまして相手を騙す(見抜く)のが好きな方はとてもおススメのゲームですので、手に取ってみてはいかがですか。